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ヤーマンのリフトドライヤー HC20とリフトドライヤー スマート。名前が1語違うだけで、見た目もよく似ています。
楽天の価格はHC20が39,600円、スマートが36,300円。差は3,300円しかありません。
この価格差を見ると、「スマートは小型版で、中身はだいたい同じでしょ」と思ってしまいます。
🔴 ですが、この2つはかなり違います。しかも「どっちが上」ではなく、得意なことが真逆です。
この記事では、メーカー公式の仕様・比較表・試験の注釈と、楽天のレビュー合計1,769件(HC20が1,584件、スマートが185件)を全部取得して、違いを5つに整理しました。
🔴🔴 先に、いちばん大事なことを書きます。この2つは「レビューの信頼度」がまったく違います。スマートの185件のうち、いま売られている商品のものは2件しかありません。星の数を並べて比べると、間違えます。
それでは見ていきましょう♪
大前提:この2つは「どっちが上」の関係ではありません
まず全体像を押さえます。
| HC20 | スマート | |
|---|---|---|
| 楽天価格 | 39,600円 | 36,300円 |
| 公式価格 | 55,000円 | — |
| 発売 | 2021年9月 | 2023年7月 |
| 型番 | HC-20 | YJHC2 |
| 得意なこと | 顔と頭皮のケア | 持ち運びと海外 |
🔴 注目したいのは発売年です。スマートのほうが2年新しい。ヤーマンの商品コードは先頭が発売年月になっていて、HC20はr2109c(2021年9月)、スマートはr2307b(2023年7月)です。
つまりスマートは「安い旧型」ではなく、後から出た別コンセプトのモデルということですね。
🟡 ちなみにヤーマン公式サイトのドライヤー比較表には、HC20は載っていますがスマートは載っていません。公式の中でも別枠のコンパクトモデル扱いです。
リフトドライヤーHC20とスマートの違いを比較
違いは大きく5つです。
- 顔に使えるかどうか(リフトヘッドの有無)
- モードの数が5つか3つか
- 海外で使えるかどうか
- 折りたためるかどうか
- レビューが当てになるかどうか
ひとつずつ見ていきます。
違い① 🔴🔴 顔に使えるのはHC20だけ
これが最大の違いです。
| HC20 | スマート | |
|---|---|---|
| リフトヘッド | 標準で付属 | 付属しない |
| フェイスケア | ○ | ✕ |
| 頭皮ケア | ○(SCALPモード) | △(別売タッピングで可) |
| 赤色LED | ○ | ✕ |
| 付属アタッチメント | リフトヘッド | ノズルアタッチメント (楽天セットはタッピングも同梱) |
HC20はリフトヘッドを取り付けると、FACEモード(約39℃)とSCALPモード(約50℃)が使えるようになります。メーカーはこの2モードでイオン導入も行われると説明しています。
🔴 スマートにはリフトヘッドがありません。FACEモードもありません。
🔴🔴 これが「どれくらい大きい違いか」は、レビューの数字に出ています
両方のレビューを機械的に集計して、「顔・フェイス・美顔」に触れた件数を数えました。
| 顔に言及した件数 | 割合 | |
|---|---|---|
| HC20(1,584件中) | 740件 | 46.7% |
| スマート(185件中) | 8件 | 4.3% |
🔴🔴 46.7%対4.3%。およそ11倍の差です。
HC20を買った人のほぼ半分が、顔に使えることに価値を感じています。「ヘッドとフェイスも使用でき、大満足」「初めてのフェイスケアも気持ち良かった」といった声です。
✅ 仕様の違いが、そのまま使う人の体感として数字になっているということですね。
🟡 公式の説明文が、実は正確です
ヤーマンはスマートをこう紹介しています。
「人気のリフトドライヤーがコンパクトになりました。速乾性のある大風量×直進性の風、低温設計、イオンリセットテクノロジーなどの機能はそのままに折りたたみ式で海外にも携帯できるスマートモデル。」
🔴 「そのまま」と書かれているのは、乾かす機能だけです。リフト(顔・頭皮)は一つも挙がっていません。
🟡 嘘は書いていないのですが、「リフトドライヤーのスマート版」という名前を見た人は、同じだと思ってしまいます。ここは注意して読むところだと思います。
違い② モードが5つか3つか
| モード | 風温 | HC20 | スマート |
|---|---|---|---|
| UP | 約60℃ | ○ | ○ |
| SHINY | 約90℃ | ○ | ○ |
| SMOOTH | 約75℃ | ○ | ○ |
| SCALP | 約50℃ | ○ | ✕ |
| FACE | 約39℃ | ○ | ✕ |
| 合計 | 5モード | 3モード |
✅ 髪を乾かす3モード(UP・SHINY・SMOOTH)は、温度まで完全に同じです。差がつくのはリフトヘッドを使う2モードだけ、ということになります。
使い方はメーカーが説明しています。UPで根元から8割乾かし、SHINY(約90℃)で中心から毛先へツヤを出し、SMOOTHで前髪や毛先を整えるという流れです。
違い③ 🔴 海外で使えるのはスマートだけ
| HC20 | スマート | |
|---|---|---|
| 電源 | AC100V 50/60Hz (国内専用) |
100-240V 50/60Hz (海外電圧対応) |
| 消費電力 | 1200W | 1200-1500W |
🔴 HC20はAC100Vのみで、海外では使えません。スマートは100-240V対応なので、変圧器なしで持って行けます。
🟡 スマートの消費電力に幅があるのは、海外電圧に対応しているからです。国内では1200W相当で動きます。
違い④ 折りたためるのはスマートだけ(サイズは意外な結果)
| HC20 | スマート | |
|---|---|---|
| 折りたたみ | ✕ | ○ |
| 質量 | 約414g | 約395g |
| サイズ | W58×D201×H183mm | W58×D201×H196mm |
| 風量 | 2.2㎥/分 | 2.2㎥/分(同じ) |
| カラー | ゴールド/ホワイト/グレー | ホワイト/ゴールド |
✅ スマートのほうが19g軽いです(395g対414g)。
🟡 ところが、広げた状態の高さはスマートのほうが13mm大きいです。折りたたみ機構が入っているぶんですね。
🔴 つまり「畳めば小さいが、広げると少し大きい」ということになります。収納や旅行では有利、使っている最中のサイズ感はほぼ互角と考えるのが正確です。
✅ 風量2.2㎥/分は完全に同じなので、「小さいほうが風が弱い」ということはありません。
違い⑤ 🔴🔴 レビューが当てになるかどうか
これが実はいちばん判断を狂わせる違いです。
楽天の商品ページを開くと、こう表示されます。
| HC20 | スマート | |
|---|---|---|
| 表示されるレビュー | 1,584件 | 185件 |
| 表示される評価 | 4.43 | 4.44 |
これだけ見ると「評価はほぼ同じ。件数はHC20が多いから安心」と読めます。
🔴🔴 ところが、投稿日で分けると景色が変わります。
| HC20 | スマート | |
|---|---|---|
| いま売られている商品のレビュー | 1,584件(100%) | 2件(1.1%) |
| 別商品のレビュー | 0件 | 183件(98.9%) |
根拠は、楽天の商品ページ自身に書いてあります
スマートの楽天ページ本文に、この一文があります。
「※本ページ内容は、2025/10/1 10:00より『リフトドライヤー スマート タッピングアタッチメント付』に変更となりました。」
🔴 2025年10月1日にページの中身が入れ替わり、それ以前のレビューがそのまま引き継がれています。
レビュー本文からも裏が取れます
- 🔴🔴 3人が「折りたためない」と書いています。スマートの最大の売りは折りたたみ式なので、これは別商品です
- 「リフトドライヤーSの方にしました」「44,000円」と商品名と価格を書いている人がいます。公式比較表のリフトドライヤーSの価格は44,000円で、一致します
- スマートには無い「スカルプヘッド」「マッサージヘッド」を差し込む話が41件出てきます
- 折りたたみ・海外に触れた14件を全部読みましたが、「折りたためて便利」「海外で使えた」という声は1件もありません
✅ 一方HC20には、こうした差し替えの記載がありません。最古のレビューは2021年11月2日で、発売(2021年9月)より前の投稿はゼロ。1,584件すべてが現行モデルのものです。
🟡 誤解しないでほしいのは、「だからスマートは悪い」ではないことです。現行分の2件はどちらも★5でした。単に評価がまだ集まっていないだけです。星の数で比べるのをやめて、仕様で選べばいいということですね。
【参考】レビューの数と評価
| 項目 | HC20 | スマート |
|---|---|---|
| 楽天価格 | 39,600円 | 36,300円 |
| 表示レビュー数 | 1,584件 | 185件 |
| 表示評価 | 4.43 | 4.44 |
| 現行商品分 | 1,584件 / 4.43 | 2件 / 5.00 |
| ★1の割合 | 2.5%(40件) | —(現行分に無し) |
| 顔・フェイスに言及 | 740件(46.7%) | 8件(4.3%) |
| 頭皮ケアに言及 | 571件(36.0%) | 58件(31.4%) |
| ツヤ・仕上がり | 529件(33.4%) | 53件(28.6%) |
| 軽いに言及 | 407件(25.7%) | 56件(30.3%) |
| 音が気になる | 137件(8.6%) | 30件(16.2%) |
| 故障・不具合 | 120件(7.6%) | 22件(11.9%) |
🟡 スマート側の数字は98.9%が前の商品のものなので、「スマートの評価」としては読まないでください。参考として、前の商品(リフトドライヤーS)の傾向を載せています。
🔴 HC20を買うなら知っておきたい、故障の話
HC20の★1★2の69件を全部読んだところ、34件(49.3%)が「壊れた」という内容でした。低評価のほぼ半分です。
しかも時期が具体的で、8ヶ月・1年半・2年といった報告が複数あります。保証は1年なので、保証が切れた直後に壊れたという声がいちばん多い形になっています。
✅ 対策は「1年以内に異音や不調があれば、様子を見ずにすぐ問い合わせる」ことだと思います。詳しくは口コミ記事にまとめました。
リフトドライヤーHC20とスマート、どっちがおすすめ?
✅ HC20が向いている人
- 顔にも使いたい人。これができるのはHC20だけです。買った人の46.7%が価値を感じています
- 頭皮ケアをしっかりやりたい人。リフトヘッドでSCALPモード(約50℃)+イオン導入が使えます
- 1台で全部済ませたい人。お風呂上がりのケアがドライヤー1本で完結します
- 実際のレビューを読んで判断したい人。1,584件すべてが現行モデルのものです
- プレゼントにしたい人。母・妻・娘に贈ったという声が非常に多い商品です
- 色を選びたい人。3色から選べます(スマートは2色)
✅ スマートが向いている人
- 旅行や出張に持って行きたい人。この系列で折りたためるのはスマートだけです
- 海外で使いたい人。100-240V対応。HC20は国内専用なので、ここは選択肢が一つしかありません
- とにかく軽さ優先の人。約395gで19g軽いです
- 顔には使わない人。乾かす性能は3モードとも温度まで同じ、風量も同じです
- 頭皮ケアはしたい人。楽天のセットならタッピングアタッチメントが最初から付いてきます
- 収納場所を取りたくない人
🟡 価格差3,300円をどう見るか
正直に書くと、価格はほとんど判断材料になりません。3,300円差で、できることが真逆だからです。
🔴 「安いほうを買っておこう」で選ぶと、いちばん失敗しやすい組み合わせだと思います。顔に使うつもりでスマートを買うと、その機能自体が存在しません。
それぞれの口コミは別記事で詳しくまとめています。
>>> リフトドライヤーHC20の口コミやレビュー!顔に使える機能と故障の話も調査
>>> リフトドライヤースマートの口コミやレビュー!185件の落とし穴も調査
HC20とスマートの共通点
判断材料にならない部分もはっきりさせておきます。
- 風量が同じです。どちらも2.2㎥/分。小さいほうが弱いということはありません
- 乾かす3モードの温度が同じです。UP約60℃/SHINY約90℃/SMOOTH約75℃
- 遠赤外線を搭載しているのも同じです
- イオンリセットテクノロジー(静電気を抑える働き)も同じです
- コードの長さは両方とも約1.8m
- 本体の幅と奥行きはW58×D201mmで完全に同じです(違うのは高さだけ)
- 保証はどちらも正規品1年保証です
🟡 スマートの数字は、実はHC20で取られています
面白い共通点として書いておきます。
スマートの公式ページに載っている試験データは、4つのうち3つが「試験品:HC-20」で取られたものです。ツヤ・乾燥時間・静電気の3つがHC20のデータで、スマート自身の試験は水分保持の1つだけでした。
🟡 これは「スマートが劣る」という意味ではないと思います。風量もモード温度も同じなので、メーカーが乾かす性能を同等とみなしていると読むのが自然です。
✅ 言い換えると、「乾かす性能を知りたいならHC20の1,584件のレビューを読めばいい」ということでもあります。スマートのレビューが2件しかない今、これは実用的な回避策になります。
名前が1語違うだけの兄弟機は、他にもあります
同じことが、ReFa(リファ)のドライヤーでも起きていました。
あちらは「スマート」と「スマートW」という、こちらもよく似た名前の2機種です。仕様表では差が出ず、公式FAQの同じ質問への回答を2機種ぶん並べて初めて違いが分かるという構造でした。
✅ ドライヤーは「名前が似ている=中身も似ている」が通用しないジャンルなのかもしれません。
>>> ReFaビューテックドライヤースマートとスマートWの違いを比較したら3つ!どっちがおすすめ?
🔴 同じヤーマンの美顔器「メディリフト」でも、まったく同じことが起きています。
メディリフト アクア EXとメディリフト プラスは、名前からどっちが上なのか分かりません。実際には別の系統で、「プラス」のほうがモードが少ないという、名前と中身が逆転した関係でした。
>>> EPM20TBとEPM18BBの違いを比較したら5つ!どっちがおすすめ?
リフトドライヤーHC20とスマートの違いを比較 まとめ
- 🔴 どっちが上、ではありません。スマートのほうが2年新しく(2021年9月/2023年7月)、得意なことが真逆です
- ①顔に使えるのはHC20だけ。リフトヘッドが標準付属で、FACEモード(約39℃)が使えます。レビューで顔に言及した割合は46.7%対4.3%=11倍
- ②モードは5つ対3つ。差はSCALPとFACEの2つだけで、乾かす3モードは温度まで同じ
- ③海外で使えるのはスマートだけ。100-240V対応。HC20はAC100Vのみで国内専用
- ④折りたためるのはスマートだけ。19g軽いが、広げた高さは13mm大きい。風量2.2㎥/分は同じ
- 🔴🔴 ⑤レビューの信頼度が違う。HC20は1,584件すべてが現行モデル。スマートは185件のうち2件(1.1%)だけで、楽天ページ自身が「2025/10/1に変更」と明記しています
- 🔴 HC20の注意点は故障。★1★2の49.3%が「壊れた」で、時期は保証切れ直後(1〜2年)に集中しています
- ✅ 共通点:風量2.2㎥/分、乾かす3モードの温度、遠赤外線、イオンリセット、コード1.8m、幅と奥行き、1年保証
- 🟡 価格差は3,300円しかありません。安いほうを選ぶ、という決め方がいちばん危険です
選び方はシンプルだと思います。顔にも使いたいならHC20、持ち歩くならスマート。値段ではなく、この一点で決めてしまって大丈夫だと思います♪


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